2. 骨材の準備
(注1)
試料の採取は、施工区間が比較的短い場合でも、道路延長方向に3箇所以上とするのが望ましい。
(注2)
試料の採取量は、修正CBR試験と配合設計に用いる試料を合わせて約100s程度必要である。
(注3)
試料を複数の位置から採取した場合、各試料の粒度を目視判定し、同一材料と見なされる場合は、平均粒度を配合粒度とする。なお極端に粒度が異なる場合、すなわち平均粒度の2.36o通過量がおおむね±10%以上の場合は、さらに採取位置を増やすなどして材料の性状を把握し、粒度をいくつ設定するかなど、検討する。
※材料試験
(1)含水量試験
(2)液性、塑性限界試験
(3)粒度試験
(4)修正CBR試験
試料採取
施工予定箇所を掘削し、既設アスファルト混合物および既設粒状路盤材料を採取する(注1、2)。
同時に舗装構成を調べ既設アスファルト混合物の混入率を算出する。
既設粒状路盤材料の準備
試料の品質が同一とみなされる場合は、混合して試料とする。
品質が極端に異なる場合は(注3)による。
乾燥
空気乾燥または炉乾燥。
分級
乾燥試料から26.5o以上の骨材を除き26.5〜19o、19〜13.2o、13.2〜4.75o、4.75〜2.36o、2.36〜0oに分級する。
破砕された既設アスファルト混合物の準備
施工箇所から採取した既設アスファルト混合物を破砕したものか、または再生アスファルト混合所で機械破砕されたアスファルト再生骨材を用いる。
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