2. 骨材の準備
乾燥
空気乾燥または炉乾燥。
炉乾燥の場合は50℃以下とする。




分級
破砕アスファルト混合物を26.5〜19o、19〜13.2o、13.2〜4.75o、4.75〜2.36o、2.36〜0oに分級する。
26.5o以上の骨材は取り除く。 破砕アスファルト混合物の配合試験用粒度を(注4)に示す。
E







F

破砕アスファルト混合物の配合試験用粒度
(注4)
ふるい目
o
見掛け
粒 度
配合試験
用粒度*
通過質量百分率
53
37.5 100
31.5 85
26.5 75 100
19 65 87
13.2 50 67
4.75 25 33
2.36 15 20
0.075 0 0
3. 最適含水比の決定
アスファルト乳剤量の算出
最適乳剤量をP式により求める。

骨材の計量
分級した骨材を求めた配合率で計量する。骨材量は、添加材をk混合して突き固めた供試体の高さが68.0±1.3mmになる量とする。

混合
骨材とセメント(通常2.5%)を空練りし、次いで水とアスファルト乳剤を添加混合する。含
水比は最適と思われる量を中心にその前後1%刻みで5点
変化させ、供試体を作製する。

@



A






B

*26.5・カット後の粒度
※アスファルト乳剤量の算出
■実際に使用する配合率で合成された試料の粒度と既設アスファルト混合物の混入率より、アスファルト乳剤量を算出する。
P=0.04a+0.07b+0.12c-0.013d
 P :混合物全量に対するアスファ
   ルト乳剤の質量百分率(%)
 a :使用骨材中の2.36mmふるい
   に残留する部分の質量百分
   率(%)
 b :2.36oふるいを通過し、0.075
   mmふるいに残留する部分の
   質量百分率(%)
 c :0.075oふるいを通過する部
   分の質量百分率(%)
 d :既設アスファルト混合物の混
   入率(%)
※材料の配合は、骨材+セメント+ア スファルト乳剤=100(%)とする。